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【Xi IoTで映えるデモがしたい 第4回】Xi IoT Edge OSのインストール for AHV

Xi IoTポータルで管理するEdge OS(Nutanix用語でSevice Domain)のインストール方法は大きく分けて2種類あります
NutanixのHCI専用に作り上げたハイパーバイザであるAHV上にデプロイする方法と
対応するHWへベアメタルでインストールする方法です

今回はAHV上への デプロイ方法をご紹介

 

ベアメタルインストールの方法はこちらへ
【Xi IoTで映えるデモがしたい 第5回】Xi IoT Edge OSのインストール for Intel NUC その1 失敗編

 

公式資料はNutanixサポートポータルで入手できます

AHV用にはqcow2形式で提供されるので、AHVのイメージサービス機能を使用します 


image_service
AHVイメージサービス

 

そのままAHV上でEdge OS(Sevice Domain)をデプロイします
公式資料によると"8vCPU, 6GB Memory, " に設定しましょうとのこと
素直に進めます



vm_deploy
AHV VMデプロイ
 

ここでひとつテクニックをご紹介
AHVでVMをデプロイする際にCustom Scriptを仕込むことができます
ここでcloud-initを使ってSSH公開鍵を設置することで、本来はログインできないようにロックされているService Domainにログインできてしまいます

※良い子は本番環境では使わないこと

 

cloud-init
cloud-init設定



SSH鍵生成(接続元のクライアントから)

# ssh-keygen -t rsa -b 4096

何も指定しなければデフォルトでここに作られます
 設置場所:~/.ssh/
 秘密鍵:id_rsa
 公開鍵:id_rsa.pub

 
Customスクリプトへの記載方法

#cloud-config
users:
- name: <i>user名</i>
groups: wheel
shell: /bin/bash
sudo: ['ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL']
ssh-authorized-keys:
- ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EA~~~~~<i>id_rsa.pubの内容</i>~~~~~

 

sshログイン

ssh -i .ssh/id_rsa <i>user名</i>@<i>192.168.xxx.xxx</i>

 

Xi IoTポータルへの登録に続く